長男の決断(その後のその後)
長男が特発性過眠症とわかった高校生の頃のこと、
そして大学に入学し、留年した時のことを書いています。
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今回はその後のその後(現在)のことです。
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長男は大学を留年して1からやり直して頑張っていましたが、
2年目の前期が終わった夏の時点で後期をどれだけ頑張ってもまた留年確定、ということがわかり、これからどうするのかを何度も話し合ってきました。
留年が確定している状況で後期も頑張れるのか。
何年かかってでも卒業したいのか、する意味はあるのか。
今、彼にはやりたいことがあって、それは大学を卒業しないと出来ないことなのか。
選択肢は3つと私は考えていて、
1、留年してまた1から頑張る。
2、退学してやりたいことをやる。
3、休学して治療に専念して症状が良くなってからもう一度やり直す。
たくさん話し合って、先生とも話し合って、本人が納得いく形で夏休み中に退学手続きをしました。
お子さんが同じ病気で、長男が大学に進学したことに希望を持って下さっていた方には、期待に添えず申し訳なく思います。
ですが、本人はこの1年半の大学生活で得られるものも多かったと、やりたいことも見つけて前を向いているので、私としてはそれを応援するのみです。
これからも夢に向かって頑張ると思います。
そして、単位を取るために選んだだけだった韓国語が思いのほか楽しかったらしく、韓国語の勉強や資格も取りたいと言っていました。
自分に自信がなかった長男にとって、自分に自信を持って前を向けるようになったこの1年半は決して無駄ではなかった。
私はそう思っています。
私としては、大学に行っていい会社に就職して欲しかったわけではなく、大学へ行くのは将来の選択肢を広げる手段と考えていました。
やりたい事がみつかった時、学歴のせいで出来ないこともあるかもしれない。
その時に後悔しないために、出来ることはやっておいた方がいいと思っていたし、
キャンパスライフというものを味わわせてあげたかったのもありました。
辞める決断をした長男に
「キャンパスライフは楽しめたん?」
と聞いたら
「楽しめたよ。
昼休みによくライフ(大学の近くにあるスーパー)に行ったし笑」
そのライフじゃねーよww
大学は辞めてしまったけれど、新しい一歩を踏み出した長男を応援したいと思います。
最後に載せとこ、大学入学式の朝。
お疲れ様でした。
よく頑張りました。