ボジョレーヌーボーとは？

今年、2022年のボジョレーヌーボー解禁日は11/17、ということで予約が始まりましたね。

解禁日を待ちわびている方もいらっしゃるかと思います。

 

そもそも、ボジョレーヌーボーって何？

なぜ解禁日があるの？

などと疑問に思っている方もいらっしゃるかもしれませんので、

めっちゃめちゃ簡単に説明をしたいと思います。

 

ボジョレーとボジョレーワインとボジョレーヌーボーって何が違うの？

なんで解禁日があるの？

ねぇ、なんで煙突がないのにサンタさんはお家に入って来れるの？

え、まさかドアとか窓とかから忍び込んで・・・？

キャー！怖いーーーーー！！！（長男が小さい頃実際に言ってた言葉引用ww）

 

ねぇねぇ、なんで？どうして？ねぇねぇお母さん、なんで？

 

ええい、黙って聞きなさい！！

 

「ボジョレー」とは、

フランス・パリの東南に位置するブルゴーニュ地方の南部の地区のこと。

そこで作られるワインを「ボジョレーワイン」と言うのですが、

この地域で作られるワインは他の地域での作り方と少し違います。

通常のワインは「発酵の前にぶどうをあえて破砕」させて果汁を出すのですが、

ボジョレーで作られるワインは「収穫したぶどうを房付きのまま」タンクにいれて発酵させています。

こうすることでぶどうの重さによって自然にぶどうが潰れ、流れ出た果汁によって自然に発酵が始まり、タンクの中に炭酸ガスが充満します。

そして、ぶどうの実の内部でさまざまな成分が生成され独特の風味が生まれるのです。

人工的に潰して出した果汁ではなく、自然に生まれたぶどう本来の美味しさ、というわけなんですね。

 

で、ですよ奥さん。

そのボジョレー地区で夏の終わりに収穫したぶどうをその年のうちに仕上げた新酒、それこそが！

はい、ご一緒に！！

ボジョレーヌーボー！！！

（100人くらいで言ったイメージでお届けしております、実際1人ですが）

 

収穫されたばかりのぶどうでできたボジョレーヌーヴォーは渋みが少なく、

フレッシュでフルーティな味わいでとても人気がある、というわけね。

 

そしてなぜ解禁日があるの？って件。

 

ボジョレーヌーボーが世界で注目され始めた頃、

ワインの売り手たちは我れ先にといち早い出荷を競い出し、

その結果、質の悪いワインも出回ってしまいました。

 

せっかく世界に認められたボジョレーヌーボーの評判が落ちたらどないしますねん！

とフランス政府が（関西弁ww）ワインの品質を下げないために「解禁日」を定めました。

 

現在その解禁日は

「11月の第3木曜日午前0時」

日付け変更線の関係上、日本ではフランスよりも早く解禁日を迎えます。

2022年の解禁日は11月17日0時、

この瞬間に日本は世界で一番早く解禁されるので、みんなソワソワしてるというわけですね。（知らんけど）

 

ボジョレーヌーボーは、もともとはぶどうの収穫に感謝して祝うとともに、

その年の作柄を確かめるために秋の収穫祭で飲まれたもので、フレッシュで生き生きとした美味しさが魅力のワイン。

いつも飲んでいるワインとの違いを比べながら飲むのもいいですね。

 

 

おつまみはこのアットレシピの中からぜひ♡笑