長男はしまじろうママだった件
うちの長男は、次男に甘い。
先日、私が仕事でいない間に1人で「ういろう」を作ったらしい次男、
帰って来たらキッチンが粉だらけの上に、使った道具を洗ってもなければ片付けてもいない。
「作るのはいいけど片付けて!
キッチン粉だらけやん!」
と私が言うと、すかさず
「作ろうって気持ちを褒めてあげて?」
と言う長男。
さらに、次男が砂だらけの体操服を洗濯機の中に入れたらしく洗濯機の中が砂だらけ、
一緒に洗った洗濯物も砂だらけになった時は
「砂はたいてから入れてよね、
洗濯もの全部砂だらけで大変やってんから!」
と私が言うと、すかさず
「それだけ体育頑張ったってことだよ」
と言う長男。
え、もうあんた、
しまじろうのお母さんやん・・・
そしてさらに別の日。
次男は塾に行くため晩ご飯を早く食べて行かないといけなくて、長男とご飯を食べるタイミングが違うので
(夫はダイエット中で別メニュー)
とりあえず回鍋肉をフライパンに山盛り作り、
2人各々が食べたい時に勝手に食べればいいとフライパンごとドーンとテーブルに置いておいた。
豚こま500gにキャベツ1/2個を使った山盛りの回鍋肉。
それが、次男が塾へ行った後でふと見るとフライパンの中が空っぽになっている。
え、まさか、
あれ1人で食べたんかい!
と思っていると、回鍋肉を楽しみに部屋から出て来た長男。
いつも寡黙な長男が
「回鍋肉♪回鍋肉♪」
と珍しく軽快に階段を降りてきて、空っぽのフライパンが目に入り愕然としている。
「え…俺の回鍋肉は…?」
と悲しみに満ちた顔で言われ、
「めっちゃたくさん作ったんやけど、次男が全部食べてしまったみたい・・・
まさか1人で全部食べると思わへんかったから・・・
申し訳ない」
さすがの兄も、楽しみにしていた回鍋肉を全部食べられてちょっとは弟に腹が立つだろう。
と思いきや、
「よっぽど美味しかったってことだね、
取り分けておけば良かったね」
しまじろうママーーー!!!笑笑
まぁ確かにそうだわね、何も言わずに置いてあったら全部食べていいと思うわね。
残しておいてと言っておくとか、取り分けておかなかったお母さんの責任だわ。
いやそれにしたって全部食べると思…(以下同文)
そしてまた別の土曜日の夜。
土曜日だと言うのに私は結構早めに寝てしまったその日、
どうやら次男が夜更かしして今度はホットケーキを作ってたらしく。(実験するのが好きで色々作りたがる人)
前回同様、今回もまた結構な散らかり具合であることを翌朝知った私。
前回はしまじろうママ(兄)がかばってくれたけど、この日は優しいしまじろうママが不在だった。
朝になって洗い物をせずに寝てしまったことを思い出した次男は、恐る恐る部屋から私にLINEを送って来た。
同じ家の中でLINEでの謝罪ww
そして母親が敬語になる時の恐怖たるや(笑)
しまじろうママがいないと弱気な次男ではあるが、
優しい兄に守られて弟は今日も伸び伸びと自由に生きている。
と、ここで次男の名誉のために付け加えると、
いつもお風呂洗ったり洗い物をしてくれるのは次男、
長男は超ーーーー面倒くさがりなので何もしません。(笑)
ちなみに次男は小さい頃から長男が大好きで、長男も次男が好きなので
いつもイチャイチャしていました。
家族でご飯を食べに行ってもいつも2人の世界。
いやほんま、距離感どうなってるwww
そして、大きくなった今。
変わってないwwww
※右が兄と間違われがちですが、左が兄(大学生)、右が弟(中3)です